2012年5月18日金曜日

InDesign CS6で、file.openDlgの動作がおかしい?

ブログに公開した方が良いと思うのでこちらに。
InDesign CS6 体験版にて、会社の製品のスクリプトの検証をしていて、おかしな動作を見つけた。
テスト環境:Mac OS X 10.6.8, InDesign CS6 バージョン8.0 (体験版)
var indFile = app.activeDocument.fullName;
var selectFile = indFile.openDlg('テキストファイルを選択');
というスクリプトを書いて、スクリプトパネルから実行する。
すると、あれれれ?
拡張子が.inddファイルしか選択できない。テキストを選択させたいんですが……。

選択元になってるファイルの拡張子が影響するのかな?と思い
var myFile = new File('/works/script_test/tmp.txt');
var selectFile = myFile.openDlg('テキストファイルを選択');
テキストファイルだけが選択される。ふむ。

デフォルトで変なフィルタがかかっているなら、フィルタを設定し直せば直るんじゃないかと思い、
var indFile = app.activeDocument.fullName;
var selectFile = indFile.openDlg(
    'テキストファイルを選択',
    function(f){/\.txt$/i.test(f.name)}
);
なにも選択できなくなってしまった!

ちなみに、Windows版ではこの問題が発生しなかった。
また、File.openDialogを使った場所にも、問題はなかった。

バグ報告はしたけれど…直るのかなこれ。

2012年2月19日日曜日

カネムーメモをMyBetaBookに移行します。

先日のpage2012で、うちの会社MyBetaBookというサービスを発表しました。

自分は残念ながら開発にはほとんど関われなかったのですが、せめてベータテストでも、ということで、今後はカネムーメモのエントリをMyBetaBook上で公開することにしました。
カネムーメモ in MyBetaBook

とりあえず2エントリ追加してあります。
今後はDTPのTips的なエントリは上記に書いて、こちらのブログでは更新のお知らせと、思ったことなどを書いていこうと思います。

使ってみた感想としては、ソーシャルブックライティング(このジャンルのWebサービスが今後どう呼ばれるかはわかりませんが…)に書く感覚は、ブログとも、Twitterとも違うということです。
ブログのように1エントリごとに消費されるのではなく、全体が1パッケージとして扱われる以上、一貫した内容で書こうという気持ちが働きます。その場限りのエントリをひょいと書く気にはならないです。
またエントリに日付がないので、書いた文章は今後もメンテナンスされ続けます。ブログだと間違ったことを書いていたときに、誰かが引用してエントリを書いたり、ブクマして感想を入れていたりで、修正を入れた事を周知させるのはなかなか難しかったりするのですが、ソーシャルブックライティングだとただ書き直せばそれが改訂版として扱われます。ある意味変更に強いメディアの形のような気がします。

ブログは「今」や「気持ち」が乗ってくるものですが、ソーシャルブックライティングは「全体」を扱うものが書き易い形だと思います。ePubなんて結局htmlだと言う人もいますが、ブログとtwitterの使い心地が違うように、ブログとソーシャルブックライティングもまた違ったものとして、別々に存在しえるジャンルになるのではないでしょうか。

MyBetaBook、よければ使ってみて下さい。

追記:
・「ブックライティングソーシャル」と書いていたのを「ソーシャルブックライティング」にしました。
・リンクのURLが「http://beta.mybetabook.com/」になっていたので、「http://mybetabook.com/」に直しました。

2012年1月4日水曜日

Android タブレットを手に入れた話。

大晦日に実家(同じ市区内なんだけど)に帰ったら、やっぱり帰っていた姉から一言。
「あんた、iPadみたいなやついらん?会社から支給されたけどあたし使わんでさ。」
是非にということで、元日の夜に姉夫婦のうちまで取りに行ってきた。

もらったのは、「ARCHOS 101 Internet tablet」。
フランスの会社らしい。もっとも、箱には Made in China と書いてある。

開けてみるとこんな感じ。洋物だけに、電源アダプタはヨーロッパ用のコンセントも付属していた。

開封して電源アダプタをつなぎ、起動。
起動して最初の設定画面で、言語に日本語を選択することができた。
とはいえ、説明書は英語、フランス語とかで日本語は無く、情報を求めてググっていると、2chのまとめサイトを発見!こういう時の2chはホント頼りになるなぁ。
archosまとめwiki
こちらを参考に、日本語入力はOpenWnn plusというのを入れて設定した。

特に困ったのは、Android Marketが入っていないこと。
これは携帯電話会社とGoogleとの契約の関係らしくて、ARCHOSには代わりにAppsLibというマーケットアプリが入っているのだけど、Android Marketにしか無いアプリも多い。
けれども裏技で、ArctoolsというアプリでAndroid Marketがインストールできる。(Arktools自体はAppsLibからインストールできる。)
参考ページ:ARCHOS 70 に ArcToolsで google Android Marketを

そんなわけで、Androidマーケットも入り、ほぼ問題ない環境が揃った。

ケースがないので、とりあえずダイソーでB5のメッシュ袋を買ってきて入れた。裸よりはいいかな?

起動したところ。

さて、早速eBookを見てみよう、ということで、適当にePubリーダを探す。
ところがこれが以外と使えるリーダがない。
定番ぽい、プリインストールされていたAldiko Book Readerは、ePubファイルをmicrosdに入れて移動しなければならず、microsdはまだ購入していないので使用できず。
FBReaderを入れてみたが、レイアウトがぐだぐだ。
CopperReaderを入れて、ようやく本らしい表示になった。けれども文字はところどころスキマが空くし、目次は変な改行になるし、どうも見た目が良くない。

写真は、CopperReaderで技術評論社のeBook「Jenk­insではじめるビルド職人入門」を見たところ。

技術評論社の提供するEPUBの概要のページを読むと、
Android端末では準推奨とできる電子書籍リーダーは現時点でないのですが,Andorid OS 3端末のCuckooReaderがレイアウト再現力という意味ではお勧めです。
という風に、歯切れの悪い感じに書かれている。どうもAndroidには良いePubリーダが無いらしい……。
上げられているCuckooReaderも試してみた。確かにレイアウトはきれいに出たけれど、自分の端末では縦スクロールで1章分つながって表示されてしまい、ページめくりもできなかった。こういうものなのか???

最後に試してみたのが、Himawari Reader。これがいちばんレイアウトはきれいだった。ただ、1章分つながって表示されるのは同じ。ただしこちらは、めくりボタンで1ページ分スクロールするから、ストレス無く読める。これが現状一番良いリーダかも。
でも本じゃなくて、巻物だよなこれって。

対して、PDFはAdobe純正のAdobe ReaderがAndroid対応してるだけに、特に問題もなく見ることができた。自炊したPDFの本は文字が小さくなると読みにくくなるけれど、文字がちゃんと埋め込まれたPDFなら文字がかなり細かくても読める。

写真はG*Magazine第4号を表示してみたところ。

面白かったのは、Adobe Readerの表示設定から「テキストの折り返し」を選択すると、PDFがePubのような可変レイアウトのように表示できるところ。(段組みで、コード部分が固定になってるページは可変しなかった。作り方かな?)

メニューから「画面に合わせる」だったところを「テキストの折り返し」に変えると

表示が可変レイアウトになって、フォントも大きくできる。レイアウトは崩れるけど読みやすい。

今まで、PDFは固定レイアウト、ePubは可変レイアウト、のように分けて考えていたけれど、PDFでもePubでも、文字の流れに沿って、ユーザ側で可変、固定とレイアウトを切り替えられると面白いのかな、と感じた。
見やすい画面サイズを確保できる端末は固定レイアウトで、そうでない携帯端末や、目の悪い人は可変レイアウトで。そうすれば端末ごとの画面サイズで悩まされることもなく、本の体裁も保てるんじゃないかしら。どう作るのかは考えていないけど、CSSだってAbsoluteな位置指定もできるわけだし、案外無理じゃないのかも。

というわけで、iPadもない自分が初めて手に入れたタブレット。これでしばらく遊んでみようと思う。