2012年1月4日水曜日

Android タブレットを手に入れた話。

大晦日に実家(同じ市区内なんだけど)に帰ったら、やっぱり帰っていた姉から一言。
「あんた、iPadみたいなやついらん?会社から支給されたけどあたし使わんでさ。」
是非にということで、元日の夜に姉夫婦のうちまで取りに行ってきた。

もらったのは、「ARCHOS 101 Internet tablet」。
フランスの会社らしい。もっとも、箱には Made in China と書いてある。

開けてみるとこんな感じ。洋物だけに、電源アダプタはヨーロッパ用のコンセントも付属していた。

開封して電源アダプタをつなぎ、起動。
起動して最初の設定画面で、言語に日本語を選択することができた。
とはいえ、説明書は英語、フランス語とかで日本語は無く、情報を求めてググっていると、2chのまとめサイトを発見!こういう時の2chはホント頼りになるなぁ。
archosまとめwiki
こちらを参考に、日本語入力はOpenWnn plusというのを入れて設定した。

特に困ったのは、Android Marketが入っていないこと。
これは携帯電話会社とGoogleとの契約の関係らしくて、ARCHOSには代わりにAppsLibというマーケットアプリが入っているのだけど、Android Marketにしか無いアプリも多い。
けれども裏技で、ArctoolsというアプリでAndroid Marketがインストールできる。(Arktools自体はAppsLibからインストールできる。)
参考ページ:ARCHOS 70 に ArcToolsで google Android Marketを

そんなわけで、Androidマーケットも入り、ほぼ問題ない環境が揃った。

ケースがないので、とりあえずダイソーでB5のメッシュ袋を買ってきて入れた。裸よりはいいかな?

起動したところ。

さて、早速eBookを見てみよう、ということで、適当にePubリーダを探す。
ところがこれが以外と使えるリーダがない。
定番ぽい、プリインストールされていたAldiko Book Readerは、ePubファイルをmicrosdに入れて移動しなければならず、microsdはまだ購入していないので使用できず。
FBReaderを入れてみたが、レイアウトがぐだぐだ。
CopperReaderを入れて、ようやく本らしい表示になった。けれども文字はところどころスキマが空くし、目次は変な改行になるし、どうも見た目が良くない。

写真は、CopperReaderで技術評論社のeBook「Jenk­insではじめるビルド職人入門」を見たところ。

技術評論社の提供するEPUBの概要のページを読むと、
Android端末では準推奨とできる電子書籍リーダーは現時点でないのですが,Andorid OS 3端末のCuckooReaderがレイアウト再現力という意味ではお勧めです。
という風に、歯切れの悪い感じに書かれている。どうもAndroidには良いePubリーダが無いらしい……。
上げられているCuckooReaderも試してみた。確かにレイアウトはきれいに出たけれど、自分の端末では縦スクロールで1章分つながって表示されてしまい、ページめくりもできなかった。こういうものなのか???

最後に試してみたのが、Himawari Reader。これがいちばんレイアウトはきれいだった。ただ、1章分つながって表示されるのは同じ。ただしこちらは、めくりボタンで1ページ分スクロールするから、ストレス無く読める。これが現状一番良いリーダかも。
でも本じゃなくて、巻物だよなこれって。

対して、PDFはAdobe純正のAdobe ReaderがAndroid対応してるだけに、特に問題もなく見ることができた。自炊したPDFの本は文字が小さくなると読みにくくなるけれど、文字がちゃんと埋め込まれたPDFなら文字がかなり細かくても読める。

写真はG*Magazine第4号を表示してみたところ。

面白かったのは、Adobe Readerの表示設定から「テキストの折り返し」を選択すると、PDFがePubのような可変レイアウトのように表示できるところ。(段組みで、コード部分が固定になってるページは可変しなかった。作り方かな?)

メニューから「画面に合わせる」だったところを「テキストの折り返し」に変えると

表示が可変レイアウトになって、フォントも大きくできる。レイアウトは崩れるけど読みやすい。

今まで、PDFは固定レイアウト、ePubは可変レイアウト、のように分けて考えていたけれど、PDFでもePubでも、文字の流れに沿って、ユーザ側で可変、固定とレイアウトを切り替えられると面白いのかな、と感じた。
見やすい画面サイズを確保できる端末は固定レイアウトで、そうでない携帯端末や、目の悪い人は可変レイアウトで。そうすれば端末ごとの画面サイズで悩まされることもなく、本の体裁も保てるんじゃないかしら。どう作るのかは考えていないけど、CSSだってAbsoluteな位置指定もできるわけだし、案外無理じゃないのかも。

というわけで、iPadもない自分が初めて手に入れたタブレット。これでしばらく遊んでみようと思う。

2011年11月12日土曜日

Twitterやめました。

フォロワーの方が心配されるかもしれないので、お知らせ。

Twitterを、もう2年近く使っていましたが、それに気を取られすぎて、仕事や生活に支障が出るようになったため、この際潔く削除することにしました。
今はTwitterにリンクしたサービスも多くあり、不便になるのは残念ですが、しばらくこのままでやっていこうと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

2011年11月9日水曜日

InDesignで、ドキュメントのXMLタグを全部解除する。

いらなくなったよけいなタグがうっとおしい時に使うスクリプト。
メモです。

2011年9月7日水曜日

IllustratorCS4以降で、アートボードをクリッピングパスの大きさに合わせる。

IllustratorのScriptで、アートボードをオブジェクト全体に合わせる の改良版です。
(80%書き直しですが…)

Illustratorのスクリプトフォルダに入れて実行して下さい。


上のようなアートワークがあったとして、
Illustratorのオブジェクトメニュー→アートボード→オブジェクト全体に合わせる
を実行すると、
上のように、アートボードの大きさがクリッピングパスで隠れた部分の大きさになってしまいます。

このスクリプトを使う事で、

このように、アートボードをクリッピングパスの大きさに合わせてくれます。

2011年9月3日土曜日

InDesignで保存毎に前回保存時のコピーを残す

今日、「InDesignの全ての作業ログを保存できないか?」ということを試していて、イベントリスナの使用法が分からずにtwitterでつぶやいていたところ、@kamisetoさんから意見を頂きました。


という流れで、最初に考えていたものと方向性は違いますが、保存時に前回保存時のコピーを残すスクリプトを書きました。
EventListenerのサンプルのつもりで置いておきます。

このスクリプトを、Scripts フォルダの startup scripts に入れて、InDesignを起動してください。
ドキュメントを保存するたびに、前回保存時のドキュメントファイルを、タイムスタンプ付きで残すようになります。




2011年8月10日水曜日

IllustratorのScriptで、アートボードをオブジェクト全体に合わせる

割と困っている人がいるかもと思ったので……。
CS4以降、AIでもEPSでもアートボードのサイズが貼付けたときのサイズになるので、
CS3以前で作ったファイルをCS4で保存して、InDesignに貼ると位置がずれてしまったりする。

そういうときはアートボードツールをダブルクリックして、プリセットの
「アートボードをアートワークのバウンディングボックスに合わせる」(CS4)
「オブジェクト全体に合わせる」(CS5)
を選択するわけだけど、大量にあるとめんどくさい。なのでスクリプトを書く。

スクリプトには、アートボードのサイズを合わせるオプションはないので、
オブジェクト全体のvisibleBoundsを集めて、アートボードに設定することになる。



2011年9月7日追記:
改良版書きました。↓
IllustratorCS4以降で、アートボードをクリッピングパスの大きさに合わせる。

2011年8月8日月曜日

DTPの勉強部屋 第21回勉強会に行ってきました。

夏らしい暑さになった2011年8月6日(土)、DTPの勉強部屋 第21回勉強会に行ってきました。

勉強会会場はいつものウィンクあいちでしたが、今回は小ホール。
開場1時間前に集まって椅子並べを手伝ったのですが、最初に入った印象は「ひろっ!」。
ちょっとした小学校の体育館のような広さ。

早く来たのを幸いに、先頭のいちばん右端を確保しました。

Session 1:覚えておこう! InDesign使いこなし術

さいしょは、YUJIさんのセミナー。
先に取っていたアンケートを元に、先に初心者向け、後にtipsという内容。
  • 4種類のフレームの違いの解説
  • テキストフレームとフレームグリッドの挙動の違い
  • インライングラフィックの合わせ方
  • 段落スタイル・文字スタイル
  • 段落スタイルの「次のスタイル」機能
  • オブジェクトスタイル、上記と併用する場合のtips
  • ドロップキャップと先頭文字スタイル、正規表現スタイル
と、特にハマりがちなところをピンポイントで解説。その内容のチョイスが絶妙でした。
いつもながら話の上手さにも関心しきり。今回制作メンバーが来てないのがすごく残念……。

Session 2:脱・食わず嫌い! 今こそ使い倒そう『レイアウト調整』機能

次は凸版印刷の紺野さんの、レイアウト調整の解説。
最初に「レイアウト調整を使っていますか?」という質問に誰も手を挙げない。
それほど知られていない機能だけれども、実は便利、という話を熱弁されました。

レイアウト調整とは、マスターの段組み、半面に合わせて配置オブジェクトが可変する機能、というまとめでいいのかな?

当然、可変しては困るオブジェクトもあるので、その機能を上手く使うコツの解説。
動かしたくないものはあらかじめ、レイヤー分けをしてロックをしておくこと、後は「オブジェクトとレイヤーのロックを無視」チェックを上手く使って調整する。
可変させるためにはガイドにスナップしていないといけない。そのためにInDesign付属のスクリプトでガイドが引ける。
そこまではなんとか理解したのですが、段落書式(文字サイズや行幅など)の解説がノートをとりきれなくて、まだ理解できてません。資料公開待ちです。

セッション最後にYUJIさんの補足で、「これからは電子書籍で、機種に合わせたサイズで書き出し直さなければならないので、この機能が重要になるかも」という話をされて、なるほどと思いました。

Session 3:InDesign CS5.5の魅力!

次はいわもとさんのセッション。
最初にInDesign10周年、同時にInDesignの勉強部屋も10周年、ということを紹介、会場全体で拍手!

セッション内容はCS5.5の解説。主に電子書籍系、特にFolioの話でした。
「紙では実現できないような体験を提供」、使用媒体は増えているそうで、いくつかの媒体の事例の紹介。
ADPSは別契約になること、Acrobat.comでfolioのやりとりはできるとのこと。

感想はちょっと歯切れが悪くなるんですが、やっぱり大手向きの規格だよなぁと。
きちんとコンテンツを持ち、最初から最後まで目を通して見える状況で制作できればいいんですが、大手の子受け、孫受けの制作会社にとっては負担になるだけで、かといって同人や零細出版社みたいな小さいコンテンツを持っているところには、高すぎる。
上から下までごっちゃにして再編成されるようなダイナミックさがない気がするんですよね。普及するのかなあ……。


次はパネルディスカッションなんですが、準備する間に、InDesignの日本語組版エンジン開発者のひとり、ナット・マッカリーさんのビデオレターが流れました。
かつて写真植字でしかできなかった組版をパソコンでできるようにしたが、時代が変わって、紙ベースからタブレットでの日本語組版が求められているとのこと。
「最初に出てくるツールはわかりにくいところがありますが、幸い森YUJIさんがいますので」ってところで会場に笑いがw

パネルディスカッション

勉強部屋でははじめてのパネルディスカッション。メンバーはYUJIさん、凸版紺野さん、岩本さん、Adobeの中村美香さん。

中村さんはかつてInDesignのテスターをしていたそうですが、最初のInDesignを見た時点で「これでは日本の市場には出せません、別プロジェクトにしましょう」ということでいったん止めたのだそうです。それがなければ今のInDesignの日本語組版エンジンはなかったとか。
他にも、さまざまなInDesign開発の裏話が聞けました。

それと、アンケートの質問から「これからInDesignはどうなっちゃうの?」という質問が多かった、という話から、今はEbookの市場はまだ全体の3%であること、印刷ではなくてデジパブに向かってしまうのか、という話は違う、印刷は重要だと考えている、という話をされました。
あとバグがなかなか直らない、という件も、バージョンアップ毎にかなりの数のバグを直している、クラッシュレポートは「いいえ」を押さずにきちんと送信してほしい、Adobe側で常にモニタリングしているので数が多くなれば直る確立は増えるから、という話でした。きちんとフィードバックすれば直るよ、とのこと。


セッションは全て終わり、恒例のプレゼントじゃんけん大会。
今回は自分はなにも貰えませんでしたw
(後でAdobe CreativeSuiteの体験版をもらえました)

最後に、ソフトドリンクが配られて、1時間ほど会場での交流会。
勉強部屋も参加者が増えるたび、だんだんとDTP関係者の社交会的なイベントになってきているようで、それを目的に来てる人も多いような気がしました。
自分もtwitterのフォロワーさんに名刺を渡したり、いろいろな人の話を聞いたり、InDesign自動組みのデモを見せてもらって、うおぉおおん!となったり、楽しい時間を過ごせました。この交流会の時間についてはこれからもずっと維持してほしいです。

これで会はすべて終了して、懇親会へ。
自分はあまりしゃべれず食べてばかりいました。豚しゃぶの黒ごまソースおいしかったです。
最後の方でいくらかお話ができてよかったです。

あ、岩本さんに「Illustratorのスクリプト対応広げて下さい!」って言いたかったけれど言えなかった。


以上、勉強部屋レポートでした。
最後に、主催のYUJIさん、10年間お疲れさまでした。
今後ともよろしくお願い致します!